2020-10-22

SUNRYSE. は Slush China とパートナーシップを締結しました

株式会社Queue(本社:東京都渋谷区、代表:柴田直人)は、当社の運営するスタートアップ情報と海外の最新トレンド情報データベース SUNRYSE. (サンライズ)において、 Slush China とのパートナーシップ締結に合意いたしました。

■ アジアのスタートアップコミュニティ同士、イノベーションを牽引する関係へ

2050年前後には中国のGDPがアメリカを抜いて世界1位になると予想されています。中国の経済成長や技術革新は著しく、日本のビジネス誌ではそれを「チャイノベーション」と称して特集するなど日本国内でも注目が集まっています。

2000年頃から同国の科学技術論文数は急激に伸び、アメリカの本数も抜いているだけでなく、発明特許の出願件数・取得件数も世界上位国となりました。
技術革新や世界の最新トレンドを語るときに、中国の存在を抜きにして語ることはできません。そして新興企業も、アリババ社など世界的に超有名な企業を筆頭に、次々と頭角を見せています。スタートアップ・ベンチャーシーンも中国が席巻の様相を見せています。
世界最大級のスタートアップコミュニティイベントのひとつに、北欧発のSlush(スラッシュ)があります。初のアジアでの開催はSlush Asiaとして東京で実施され、現在は中国にも拠点をおいています。それがSlush Chinaです。
世界のスタートアップ情報と海外の最新トレンド情報データベース SUNRYSE. は、Slush Chinaとパートナーシップを締結。

2020年以降の開催概要などが不透明な中ではあるものの、今回の提携を通じて中国の最新スタートアップトレンド情報を日本のみなさまにお届けします。

■ Slush Chinaについて

Slush Chinaは、深圳・上海・南京に拠点を置いています。


深圳(深セン)は1978年にスタートした政策の一環で外国資本・技術導入が認められた特別区として発展した歴史を持ち、中国IT大手のテンセントが本社を置く都市としても知名度が高く、小学校には同社の開発・提供する顔認証システムが設置され無事に登校したことを知らせるなど、児童の日常生活にさえごく普通にテクノロジーが浸透しています。

上海は科学技術イノベーションセンターと、国際経済センターの建設・完成が待たれ、南京は2018年にはIT企業の増加数が前年比で8.7倍となるなど、こちらも中国国内のなかでも、伸びしろしかない都市のひとつです。
Slush Chinaはこの3都市に拠点を置き、中国のスタートアップ企業が世界中の投資家やスタートアップ人材と出会うこと、そして中国の資本が世界のスタートアップ人材と出会うことを目的としてピッチコンテストを開催しています。

しかし本年は10月15〜16日の2日間のスケジュールで予定していた大規模なスタートアップカンファレンス・ピッチコンテストは、COVID-19の影響を踏まえて中止になりました。

その代わりに、2020年3月よりオンラインピッチイベントを毎月英語・中国語で開催し、毎回400〜500人が参加しています。

12月のテーマは「Future of Society」。日本からも参加できます。
2021年の秋には大型カンファレンスを実施すべく企画調整段階であり、同時期に2つのプロジェクトの提供も予定。1つ目は、大学・企業と連携、起業に関する教育プログラムの提供。2つ目は起業家のためのコーチングプログラムを提供し、起業家のためのコミュニティづくりに専念します。いずれも現在準備段階にあります。

■本リリースに関するお問い合わせ

担当:古川絵理
連絡先:contact@queue-inc.com